tagagube様
アトリエリノベ

メイン画像1
メイン画像2
メイン画像3
名前 tagagube様
場所 山形市久保田
建物種別 アトリエ
構造 木造在来
築年数 築53年
対象面積 約39.7㎡(12坪)
工期 1ヶ月半
役目を終えた農産物袋を活用し、リメイクでバッグを作っているお施主様。

当時生まれ育った、大きな庭の望める家屋の一角にアトリエを構えるためのリノベーション。
今は亡きお父様が大切にしてきた家具や建材の名残が溶け込むような空間をご希望されていました。

古くなったものに改めて命を宿すというお施主様の生業とリノベーションの2つが共鳴し合ったような事例です。

Before

before画像

After

after画像

動機

普段は駅前のマンションにご家族4人でお住まいのお施主様。
一つのハコで生活しながらの制作活動は、長年続けてきたことなので慣れてはいるけれど、どうしても手狭で動線も悪く、リビングなど生活空間を圧迫してしまっているような状態でした。
生活と生業が混同してうまく息を抜けない時があるというのもお悩みの一つでした。

また、今回の改修地であるご実家に暮らす高齢のお母様一人での生活も気がかりで、もう少し近くにいてあげられたらという思いも前々からありました。

改善点

お母様一人では使いきれず持て余してしまっていた大きなお家。

半端な物置のようなスペースになっていた和室2室と広縁を取り込み、壁を切り取ったような大きな明かり取りから庭を望める、ゆとりあるアトリエ空間へリノベーション。

生活と生業の間に適度な距離を取れるようになったことで、うまく息抜きができなかった日々にメリハリがつき、お母さまと一緒に過ごす大切な時間も増えました。

♯001

お父様が大切にしてきたお家の名残を生かして計画、コーディネート。

柱、長押など和室の佇まいを残しつつ、建具や神棚等もデザインとして溶け込むような空間に。

 

♯002

便利なマンションの生活では得ることのできなかった居住空間と自然との繋がり。

大きさや配置にこだわった3つの窓それぞれから眺める庭の景色がお施主様のお気に入り。

 

♯003

制作の際に必要となる動線をヒアリング、細分化してレイアウト。

座る、歩く、取る、開く、あらゆる動線をシミュレーションして実務での使いやすさに抜かりないように計画。

 

♯004

手づくりにとことんこだわったものづくりをされているお施主様。

つくる空間においても既製品感はなるべく抑えて造作の雰囲気を大切にした仕上げに。

創作意欲が湧くような隠れ家っぽさも意識してコーディネート。

♯005

築年数相応の歪みや捻れのあった既築の建物。

壁面全解体の上、耐震補強を施し気密断熱もしっかりと。

床束の不足による足元の弱さも今回の工事で末長く安心な造りへとやりかえ。