猫と住まう家
戸建リノベ
名前 | S様邸 |
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場所 | 山形市飯田西 |
建物種別 | 住宅 |
構造 | 木造2階建 |
築年数 | 約38年 |
対象面積 | 約170㎡(52坪) |
工期 | 約3ヶ月 |
大切な家族である猫たちと末長く快適な暮らしがしたいという想いを叶えた事例。
家具含めトータルコーディネートさせて頂いた事で奥様がこれまで集めてきた好みのインテリアも活きています。
Before
After
動機
猫たちと暮らす空間として手狭さや住みづらさを感じていて、より一緒に居心地よく過ごせる住環境へ見直したいということで計画がスタート。
既築の玄関・寝室が西に面し、リビングは北に面していて、冬寒く夏暑いという循環をどうにかしたいというのもリノベ検討のきっかけ。
水廻りも建築当時のままで、冬場の寒さはもちろんお手入れのしづらさなどメンテナンス面についても不満を抱えていらっしゃいました。
改善点
LDK・寝室共にキャットウォークを大胆に配置し、収納下をトイレスペースに活用したりと猫たちとの過ごし方のイメージを膨らませながらプランニング。
開口部が過多だったため壁面を増やし、ぐるっと断熱化を図った事で1年通して快適に過ごせる居住空間に。冬場の暖かさは今までと比べものにならないそう。
水廻りも造作ですっきりシンプルに、手入れがしやすく衛生的な空間となりました。
ポイント
#001
床・壁・天井に高性能の断熱材を施し、高断熱サッシ[U値1.2W(㎡・K)]に入れ替えたことで新築同等のレベルまで断熱性能を高めています。
これまでは近づくと冷気を感じた冬場の窓辺も、ひやっとするような寒さを感じなくなり猫たちもとても快適な様子。
#002
長く伸びたキャットウォークの角にはちょっとした隠れ家兼トンネルになるキャットボックスも配置。リビングで寛ぎながら猫たちの色々な仕草や表情を楽しめます。
#003
ダイニングキッチンで一際目につくのは幅4.5mの大容量カップボード。天板にモルタル調の塗装を施し、ほどよく重厚な印象をつくっています。耐水・防汚などメンテナンス性も良好。
棚は全て可動とし、上から下まで余すことなく収納できる頼もしい存在。
#004
アカシア・マホガニーなどの少し赤みの強い雰囲気を基調とし、落ち着いた木のぬくもりを感じられる空間に仕上がっています。
ナラ材を塗装したガラス組みの造作建具は隣室との境界を和らげて空間に広さを持たせています。また、猫ちゃんの様子をすっと覗く事もできるので安心。
#005
洗面台はフロートタイプのスッキリとした造作にて。幅広の3面鏡は全て収納を兼ねており、周囲を乱雑にすることなくいつでもきれいな状態を保つことが可能。