暮らしに寄り添う家
戸建リノベ
名前 | H様邸 |
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場所 | 山形県白鷹町 |
建物種別 | 住宅 |
構造 | 木造2階建 |
築年数 | 47年 |
対象面積 | 約213㎡(64.5坪) |
工期 | 約3ヶ月 |
ご主人とお母様が地元で愛される農家で、奥様が習字教室を営むご家族の住居兼仕事場のリノベーション。
生業と暮らしの関係性の在り方を考え、動線や距離感を大切にプランニングを進め、形にしました。
生業と暮らしの関係性の在り方を考え、動線や距離感を大切にプランニングを進め、形にしました。
Before
After
動機
ご主人は農作業のための小屋と母屋との動線の悪さをどうにか改善したく、奥様はこれまでずっと間借りして営んできた習字教室を自宅でできるように環境整備したいとの事でプランニングスタート。
打ち合わせを進めていく中で、生業としてのリノベーションと合わせてご家族の暮らし方の改善にも目を向け、トータルでご提案を進めていく事に。
改善点
ご夫婦共に自営業であるため、より切っても切り離せない暮らしと仕事の関係をリノベーションを通して快適なものになるようプランニングを進めました。
住むことと働くことの理想的な在り方を一つのハコで実現した事例。
ポイント
#001
昔ながらの8帖の居間と孤立したキッチンを繋ぎ23帖の広々としたLDKに。
奥様が独りでキッチンに立つ孤独感は無くなり、家族と過ごせる時間が増え、ご家族で一緒に家事をする機会も増えたとのこと。
#002
今までは外部で間借りしながら営んでいた奥様の習字教室を自宅に設けることで、日々の仕事の利便性を改善しました。自宅兼職場としながらも、それぞれの距離感を上手く保ちながらのプランニングとしています。
#003
農作業小屋と母屋の作業スペースの動線が無駄に大回りするものとなってしまっていたため、間取り変更により大幅に改善。冬場の農作業の寒さは仕方のないものとしてこれまで過ごされてきましたが、毎日の事だからストレスなく快適に作業できるよう断熱、冷暖房もしっかりと計画。
#004
2坪のファミリークローゼット、5段L字のパントリー、大型シューズクローク、など収納計画も万全。
#005
洗濯したものをそのまま洗面室で干して、乾いたらすぐ傍のファミクロへ。無駄な生活動線を削っていく事で毎日の家事負担、時間を大きく軽減。